2015年1月12日月曜日

BBFCFM

Phish.netのSong Historiesより
これは途中までですが。

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 Big Black Furry Creature from Mars
Gordon

ワンフレーズ、ワンコードの曲よりはかろうじて複雑なBBFCFMは3音で構成されている。そして、短い休止のあと、マイクの「なぜ、あなたは走る(っていく)の?」という質問のフォローをデスメタル的「怒り」で構成している。バンドはノイズの激しい攻撃の繰り返しで(「Cause you're a big black furry creature from Mars」)応答している。2回目の休止のあと、新たな攻撃の前に、フィッシュマンが(時にはかなり速く)「1-2-3-4」とカウントする。(4/18/92にはCameron McKinneyによってカウントされたし、4/8/94にはMini Fishmanがカウントした。)曲の最後の部分では、アタック/リフレインのセグメントが4回繰り返され、エンディングに繋がるスケールをより大きくしている。

「Creature」は時折、情緒的なパフォーマンスのあとに演奏される(11/9/87の「Divided Sky」または7/3/95の「Lizards」のあとのように)。ほとんどの「Creature」は、恐喝的なパフォーマンスであり、おそらく不満を表現しているのだろう。5/11/91のヴァージョンは特徴のないものになっている。

セットリストの位置づけは、またドラマティックである。ほとんどは2ndセットまたはアンコールで演奏され、最後の曲として存在する。1996年まで、トレイはギターやメガホンを振って走り回り、ドライアイスの霧とライトの洪水であった。

しかし、「Creature」はいつもドラマティックという訳ではなかった。しばしば、軽くなるのである。Steely Danに捧げた5/14/88や、トレイがスライドギターのようにビアボトルを使った6/6/96のように。

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