2018年1月29日月曜日

3日目夜>出国>帰国

いや〜、すごかったです。3日間の最後の曲はFirst Tube。これもやっと聞けました。3日間の疲労もあったのですが、この曲は自然と動いちゃいますね。トレイがギターを頭の上に持ち上げてDick'sのショウが終演しました。本当に素晴らしい3日間でした。


終演後、J&Sと合流。僕「Unbelievable!!」S「I agree」。いや、ほんとに。
それにしても素晴らしいショウでした。 こういうのがあるからまた行きたくなるのよね。

さて、翌日は昼ぐらいのフライトですが、朝早くに出発しようと思っていたので、みんなに一応お別れの挨拶。今度は年末にNYで!とか、日本にも遊びに来てね!とか言ってキャンプサイトに向かいました。
軽く食事(ピザ、だったか?)をとってからテントへ。相変わらずでかい音ですぐ横でパーティーが行われてます。これ、本当にうるさいのね。イヤフォンを耳栓がわりにしてシュラフにくるまって寝ました。やはり寒いのですが、もう慣れているので、いつの間にか熟睡に入っていました。

朝起きたら、J&S、M&Mのこれまでお世話になった4人がみんな起きて撤収の準備をしていました。僕はテントを撤収して荷造りをする前に、とりあえずシャワーに行きました。その後、荷造り。
ポスターの筒が入らない。。

荷造りが終わって出発しようとしたのですが、みんながいたので、記念に写真撮影。


そのあと、再会を約束してテントサイトからDick'sの会場の正面口に移動します。
帰りはUberで空港まで行こうと思っていましたので、iPhoneで検索していると、早朝なのに数台Taxiが停まっています。「ヘイ!どこまで行くの?」と声をかけれます。「空港までだけどいくら?」「$50だけど、乗ってけ!」しかしその値段はUberの倍の値段なのでスルー。
ということでUberで車を呼びます。現在位置はGPSで拾ってもらって迎えの車を手配するのですが、iphneのアプリで迎えの車の位置情報も見られて到着のアバウトな時間もわかります。



これが待っている時のスマホの画面。
到着時間もさることながら、ドライバーさんの写真と車種が表示されているのですごくわかりやすかったです。
Uberを待っている間に、さっきのTaxiが来て「40ドルにするから乗ってけ!(相乗り)」と叫んでましたが、No Thank youということでまたまたスルー。
ほどなくUber到着。空港まで20分だったか30分だったか?とにかく到着しました。Uberの料金は登録したクレジットカードにて後日請求されるのですが、チップはキャッシュで払います。今回は5ドル。

空港は結構な混雑具合。休日をコロラドで過ごした人たちが行列になっていました。
とりあえず、何か食べようということで空港内のこれぞ定番Panda Expressへ。
これが最初はうまいのですが味が濃くて最後まで食べられないのよね。
まぁ、お腹いっぱいになったので良しです。
この後、チェックイン>出国のGateでボディーチェック。PhishのTシャツを来ていると「コンサートは楽しかったかい?」とか係りの人が聞いてくるのがアメリカっぽいですね。
帰りもUnitedの直行便。機内でPhish Tシャツを着ているアメリカ人がいて握手。帰りも快適な通路側で成田に無事に到着しました。成田で携帯をチェックして数件仕事の電話をしつつ、荷物を受け取り、wifiのルーターを返却して京成線に。車内で嫁さんにLineすると花小金井(最寄駅)駅まで迎えに来てくれるとことで、最初と最後は嫁さんの送り迎えで今回の旅が終わりました(笑)。

(余談1)
 家に帰ってみると仕事のFaxが自宅に届いており、それを出力しようと思ったのですが、インクリボンがなくて印刷できない。(これ、今このタイミングで無くなる?笑)
しょうがないので、時差ボケを感じつつ、自転車で近くの島忠までインクリボンを買いに行きました。これが今回の旅で一番疲れたことだったかもね(笑)。

(余談2)
でも、予定通りに帰ってこれてよかったです。この旅のちょっと前に、United Airlineでランダムに選ばれたお客さんを職員の代わりに警察が無理やり飛行機からおろさせたというのがニュースになっていて、自分も無理やり降ろされたら、仕事(絶対に休めない)行けないんだけどー、と思っていたのですが、そういう事もなくスムーズに帰ってこれました。 いや〜、よかったわ(笑)。


2018年1月21日日曜日

3日目 会場中へ


リストバンドで優先入場してこのポジションに。Page Side。前から4−5人目くらい。近いです、とても。
ここで一緒にこのポジションまで来たJ&Mから注意事項。自分のポジションを確保するためにショウが始まるまで仰向けに寝て待つ。足を広げてとにかく自分の場所を広く確保すること。始まったらリストバンドを持っていない色んな人が 割り込んでくるから横に行くように促すようにと。このレール付近は顔見知りが多く、レールで記念撮影してたりとか、とにかく結束力がすごい。優先入場を仕切っていた女性もいるし。バンドも30年やっていると、いろんなローカルルールが蓄積されてくるのでしょうね。良い習慣もあれば悪しきものも出来上がってくる。

 PHISHの全公演を追っかけしているようなコアなPhanもたくさんいると思うのですが、そういう人たちの多くは チケットの入手から実際のショウまで、人脈やネットを駆使しながら、より良いポジションでショウを楽しむべく日々努力している。レールにいる人は、always same peopleだというのもあながち嘘ではないかもしれない。なので、ステージの前から五人ぐらいまでのエリアにおいては、リストバンドをしているかどうかが非常に重要になってくる。これは裏返してみると、非常に排他的なエリアだということだ。自分たちは朝早く並んでこのポジションで楽しむ権利を得ているので、そうでない人にはその権利はないから、たとえスペースがあったとしてもこの場所には絶対に入って欲しくない、というか入れさせない。しかし、リストバンドを持っていない人からすれば、GA(自由席)なわけだからどこで見ても自由だろってことになる。だからしばしばレール付近で小競り合いがあったり、セキュリティーが呼ばれたりする。この日も、途中からどんどん人が入ってきたけど、僕の数名隣にいた、若干強面のお兄さんが「あっちに行くように」といちいち促していた。それでもその場にとどまる人もいて、そういう人にはかなり強く言って横の方に追いやっていました。結構ガチガチな感じで入れさせないので、まぁ、もう少し寛容さがあっても良いのではないかなぁ、とは思いました。僕はJ&Sから借りた大きめのバスタオルを引いて場所を確保していて、数名隣にきたけどあまり気にならず楽しめました。また、レール付近には女性が結構多く、僕の前の数名の人たちがあまり背が高くないというのもありステージが大変よく見えました。

この日 レール付近であった出来事
・J&Sは最初同じところにいたのですが、ショウが始まる前にMike sideの前の方に移動して行った。コネがあって場所をシェアしてもらったのでしょう。
・わかっていながら入ってくる人。不思議ちゃんをよそおった(笑)女の子。いつの間にかここに来ちゃったという程で居座る。かなり強い感じで何度も注意されたけど、なかなか動かなかった。
・隣で一緒に踊ってたミリガン。レールのしかもど真ん中の女性に代わってもらい1st setの最後の数曲をそこで鑑賞。後ろから見ていたのですが、めちゃ踊ってた(笑)!それがすごくサマになってて、なんだかこちらも楽しくなってしまった。
・レール付近ではアルコールを飲んでいる人があまりいなかった。素面で踊りまくって、水を飲んでいる人が多かった印象。僕も素面で水だけ持って行っていたのですが、もう少し水を持って行けば良かったかなというくらい喉が渇きました。
・3日間ともwebcastでネット中継していて、特にこの日は視聴が無料だったのですが、ステージど真ん中の前に終始いるビデオカメラを抱えたお兄さん。トレイだけをずーと撮っているのですが、これってかなり鬱陶しいのねww。どいてくれよ、見えねぇし(笑)。
・リストバンドの整理番号が僕のひとつ後ろの彼。入場も僕の後だった彼ですが、1st setの途中でセキュリティーに連れて行かれて退場。その後、2nd setが始まる前に復帰してきた。なぜだかレールの端っこの方に。
・場所を確保するためのレジャーシートや、自分のエリアの線引きのためのバッグとか 軽装ではなく色々ポジションを確保し続けるものが必要。

ところで、このエリアは音の聞こえ方が他の場所と全然違いました。初日に見たポジションもそれなりに前の方だったのですが、そこと比べても全くと言っていいほど違いました。音圧はめちゃくちゃあるのですが、すごくやわらくてクリアーで聴きやすい。うーん、正直ここで聴いちゃうとスタンドでは聞けなくなっちゃうかなぁ。それぐらい素晴らしい音でした。ちなみにスタンドは音的には厳しいけど照明の全体像が見られるので、それはそれでもちろん価値はあります。2014年のヴェガスの時、ハロウィンのショウはスタンドだったのですが、照明を含めたショウの全体像がつかめて凄く楽しめました。あとは個人の価値観の問題なので、ステージに近ければそれが最上だというわけではないし、いろんな楽しみ方がありますよね、PHISHは。

オープナーはBaffalo Bill。なんだか、必死にDATテープを集めてい頃を思い出してしまいました。初めて聞いたPageのソロ曲Most Events Aren't Plannedは全然知らない曲だったのですが、ナイスなJAMになりました。マニアックすぎますね、この曲。Baker's Dozenで1回演奏されているだけ。1stセットのクローザーがGinなのは実は全然覚えていません(笑)。2ndはBest!特に後半。Also Sprach Zarathustra>Possum>Suzyは、もう何回聞いたかわからないPHISHクラッシックって感じ。PossumもSuzyももう聞きたくないよー、と思っていたのですが、これがとにかく非常に良い。90年代の半ばの演奏とは勢いは全然違うけど、でも、これが本当に良いのね。今の演奏もすごく良いのですよ。PossumやSuzyを20数年前のように早いテンポで演奏することは、技術的には今のPHISHでも全然可能だと思うのです。しかし、2003年に「自分たちのコピーバンドにはなりたくない」として解散宣言をしたPHISH。古い曲も常に新しいアプローチで演奏する(練習する)ことで、また次のショウに行きたい、今のPHISHの音を確認したいという気持ちにさせてくれるのだと思います。「今」のPHISHの確認。これは行かなきゃわからない。 テープやダウンロードでは全然わからない。今回の旅の一つの目的が達成されました。

2017/09/03

SET1:Buffalo Bill,The Moma Dance,Birds of a Feather,Sugar Shack,Most Events Aren't Planned,Back on the Train,Leaves,The Wedge,46Days,Bathtub Gin
SET2:Down with Disease>Light->Rise/Come Together>Piper>Meatstick,Also Sprach Zarathustra>Possum>Suzy Greenberg
Encore:Waste>First Tube

リストバンドで入場

夕方、17:00だったかな?指定の時間にGate Aに集合。番号順に並ぶ。正面ではなくて横から入場します。入場に関しては昨日と同じようにチケットのバーコードスキャン、リストバンド、荷物チェック、ボディチェックを経て中に入ります。ちゃんと一列になって入場しました。


番号順に並ぶ


ゆっくり一列で

このポジションに

2018年1月6日土曜日

3日目 日中


リストバンドをゲットしてキャンプサイトに戻ります。
ここでとりあえずシャワーに行きました。シャワーは特に混んでいないし快適。使っていないけど、備え付けのシャンプーも付いているし。
テントに帰ってくると、J&Sの朝食「HUNGRY IN THE MORNING」が開店していました。結構人気でたくさんの人がマフィンを買っていったり、その場で食べていったり。人柄ですね。デッドヘッズのおばあちゃんとかも来ました。ちなみにアルコールもあります。テキーラとか。
お客さんが少なくなって一息つけるぐらいのタイミングでご相伴にあずかりました。ありがとう!Thank you!!美味しかった。ごちそうさま。



チーズたっぷりのマフィン。本当にうまい。

このあと、キャンプサイトでビールを買いつつ飲みながら読書>昼寝しようと思ったのですが、テントは暑くて寝られない。なので昨日と同じく日陰を探してひたすら寝てました。日陰だと風も程度にあって最高に気持ち良い。9月月初、コロラド最高!かなりの時間寝て過ごしました。

ここでDick'sキャンプサイトの充電事情。
キャンプサイトに充電コーナーがあるのですが、終始混んでいました。順番を待ってスマホ等がフル充電されるまでにはかなりの時間がかかるし、しかもその間その場を離れられない。まぁ、それでも良いのですが、今回はソーラー充電を活用しました。これは静岡のMさんからのレンタル。これでスマホ、スマホ用のバッテリー、wi-fiのルーターを毎日それぞれフル充電できました。
これによってリアルタイムでfacebookに投稿もできるし、わからないことは色々検索できて助かりました。 

この人数でもタップは結構いっぱい。
ソーラー充電はかなり使えますね。まぁ、日差しはかなり強いので。

 キャンプサイトでロットT(これをロットTと言っていいのか、これはキャンプサイトTなのだ。でもロットTと言った方がわかりやすいのでそう呼びます)を色違いを含めてお土産用に買いました。2017年の集大成のようなTシャツです。



このあと、夕方J&Sと一緒にリストバンドの優先入場の待機場所に移動して会場を待ちました。

2018年1月2日火曜日

キャンプサイトから会場まで

ここでキャンプサイトから会場までの道のりの動画を。
手ブレで酔いそうです。
まだ日中早い時間なので人はまばらです。

2018年1月1日月曜日

3日目朝 リストバンド






最終日のチケットはField。リストバンド(優先入場の権利)をもらうべく早朝から並ぶことにします。
J&Sに聞くと朝6時ぐらいから並ぶというので目覚ましを5時くらいにセットして寝ました。周りが静かになって熟睡に入ったぐらいで起床。もっと寝たかったけど気合いで起きました。静か〜なキャンプサイトから会場まで歩いていきます。

とりあえずMさんの地図を頼りに紫のところ(トレントンストリートとバレンシアストリートの交差点)までいってみます。が、誰も並んでいない。ちなみに、バレンシアストリートの通り沿いで野宿している人が数名(笑)。なんでここで?(笑)
どこに並ぶんだろうと思ってうろうろしているとM&Mが登場。おー、どこに並べば良いの?って一緒に探していたら、リアカーみたいなのを引っ張っているヒッピー風のおじさんが通り沿いにいるのを発見しました。どうもこのおじさんに自分の名前を申告して番号を予約するシステムのようです。手作り感が凄いダンボールに1から250ぐらいだったかな?番号が書いてあって、番号のところにそれぞれ名前が書いてあります。自分の名前を言って僕も名前を書いてもらいました。その番号を手の甲に書いてもらいます。


この後、今度は、Dick'sの正面のゲートの前に番号順に並びます。
おじさんに申告する番号は本人がいなくても大丈夫なのでグループの代表者が数人分番号を貰うのは可能ですが、リストバンドを貰う時間(朝9:00ぐらいだったかな)には本人がいないといけないというシステムなようです。 なので、リストバンドが配られるまでひたすらそのまま待ちます。






とにかくこの場所を離れるな、ということで、トイレに行こうとしたら、「ここにいないと権利を失うから、すぐ戻ってこい」と忠告してくれるミリガン。優しいなぁ。

寒いのでダウンを着込んでウトウトしたり、読書をしたり、周りの人と話したりして、無事リストバンドをゲットしました。手の甲の番号が149でリストバンドの番号が135。おじさんダンボールに名前は登録したけど列に並ばなかった人が結構いるということですね。



135番なのでレールは無理だけど、かなり前の方で見られることが確定しました。

 列に並んでいる時に、色々世話を焼いている(仕切っている?)、見るからに、PHISHベテランのお姉さんがいました。おじさんダンボールに、名前を書いていないのに列に並んでいる人とかには声をかけたりしていたので、てっきりオフィシャルの人だと思っていたのですが、ショウの時はレール付近で楽しんでいました。実はそのお姉さんはいちファンだったのかな。
PHISHの優先入場のリストバンドに関しては、場所場所でいろんなローカルルールがあるのでしょうけど、これはPhanが運営しているものなのかな?Phanがオフィシャルと交渉しているのでしょうかね?きっと、今までの積み重ねの上にリストバンド制度が成り立っているんでしょうね。

そんなわけで、夕方、番号順に並んで、GateAから入場。